2023年も残りわずか。今年も中京民商はいろいろありました。事務局の独断で、2023年の中京民商10大ニュースを選んでみました。
第10位
石田梅岩『都鄙問答』読書会
江戸時代中期、現在の京都市中京区で商人・職人を相手に商人道を説いた石田梅岩。主著『都鄙問答』を読みました。「真の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり」などの名言も。梅岩に関心ある地域の方も参加しました。
第9位
中京民商会館で71周年記念イベント
創立記念日の8月21日に「中京民商を応援したい!」という人なら誰でも参加できる記念イベントを開催しました。中京民商会館3階を会場に朝から晩まで、ベテラン会員が思い出を語る会や懇親会などいろいろな企画で楽しんでいただきました。
第8位
全国各地のゲストを招いて「中商あきない塾」
毎月第2火曜の19時半からのオンライン経営交流会「中商あきない塾」。オンラインという条件を活かして、今年は沖縄から大阪、伊勢志摩、岐阜まで、全国各地の民商会員さんをゲストにお招きして、商売上の工夫をお聞きしました。
第7位
会員投票で新ポスターを作成
3つの候補で全会員投票を行った結果、B案が選ばれました。「『いろんな個性ある人間が集まっている団体だよ』といっているような感じがよい」「『つながる・つなげる』という言葉がとてもよい」という感想が寄せられました。
第6位
新規開業者のための経営セミナー開催
マーケティング、資金繰り、経営計画づくりなど、これまで中京民商が行ってきた勉強会を、開業して間もない人・開業を考えている人向けにまとめた連続セミナーを開催しました(全6回)。参加者どうしのつながりも深まりました。
第5位
トークイベント「わたしが商売をはじめた日。」を開催
女性会員が商売をはじめた経緯や自営業者としての面白さ・大変さを語りあうトークイベントを2回開催しました。開業を考えているという方も参加し「ヒントになる話が聞けた」「いろんな業種の話が聞けて視野が広がった」と大好評でした。
第4位
春・秋に「手しごとのある暮らしマーケット」を開催
昨年までは中京民商会館を会場にした「仕事市」でしたが、もっと多くの人とつながるため、今年は街中の会場で開催。春はQUESTIONで約150人、秋はゼスト御池で約400人の来場がありました。会員でない方も出店し、つながりを広げました。
第3位
理事会メンバーの6割が女性に
6月の定期総会で馬場雅規(三条会商店街内、馬場商店4代目)さんを新会長に選出。理事会メンバー17人の平均年齢は53.5歳、女性比率は64.7%になりました。時代の変化にあわせて中京民商をどうつくりなおしていくか、真剣に議論しています。
第2位
「中商週報」が機関紙コンクールで最優秀賞
2023京都・滋賀機関紙誌コンクールで「中商週報」が最優秀賞を受賞しました。「会員の立場にたった時宜にかなった経営支援情報が、かみ砕いた言葉でわかりやすく伝えられているのが◎」との評価をいただきました。
第1位
『京都 中京民商 商人・職人 生活史』出版
創立70周年を記念して制作していた記念本が完成。34人の会員の「商売・人生」についての語りを聞き書きして収録しました。好評につき増刷も。岸政彦さんから「貴重な歴史的資料」とコメントいただきました。