月別アーカイブ: 10月 2016

勝つ方法はあきらめないこと  原田府議らと沖縄高江・辺野古抗議行動へ

10月7日~9日の3日間、原田完府会議員と行く「沖縄高江・辺野古抗議行動」が取り組まれました。この抗議行動には、京都・中京から、中京民商の土居浩之事務局長をはじめ10人が参加しました。土居事務局長の手記を紹介します。

沖縄から応援の要請に応えて
毎年恒例の中京民商青年部「原田府会議員と行く 沖縄平和の旅」でお世話になっている北那覇民商の中根さん(中京民商元事務局)から、原田府会議員のもとに「高江が大変なことになっている。京都からも応援に来て欲しい」と電話が入りました。
原田議員から僕のところに「土居ちゃん何とかならへんか」と電話が入り、一言返事で快諾し、段取りをつけました。

工事中断中の辺野古の海へ
初日は、辺野古テント村へ。1年ぶりの訪問でしたが、工事が止まっていることもあり、囲っていたフロートはなくなっていて、昨年とは様相がだいぶ違いました。
沖縄県連の仲本会長が操舵する平和丸で、辺野古の海へ出ました。
近づくと、海上保安庁の船やら、1日5~7万円で雇われいる民間の漁船が出ていました。
工事が止まっているのにもかかわらず、税金でそこに駐留していること自体が無駄遣いだと思いました。

砕石を運ぶダンプカーに向って抗議のスタンディング
2日目は、大宜味村の国道58号線沿いで、「たかえをまもれ」「高江に行くな機動隊」などと書かれたプラカードを持ってスタンディング行動を行ないました。
この道は、高江に向かって砕石を積んだダンプカーが通ることへの抗議も兼ねています。
なんとそのダンプカーは、警護のためにパトカーと機動隊によって先導されていました。
行動後、ヤンバルクイナを初めて写真にとられた玉城長正さんの案内でやんばるの森へ……。
生活のなかに溶け込み響きあう運動に感動!
ヤンバルクイナ発見者・玉城長正さんの案内でやんばるの森へ
知らないことだらけでした。
やんばるの森に枯葉剤がまかれたこと、米兵の訓練でのゴミや簡易トイレの排泄物などが放置されて森を汚していること、生態系への悪い影響が出ているだけでなく、沖縄県民の水がめが汚されて、県民の日常生活にも大きな影響を与えていることが分かりました。

ゴマカシとマヤカシで進む工事に怒り
ゴマカシとマヤカシだらけで工事は進められています。オスプレイが着陸出来ない今のヘリパッドは返すから、基地機能を増強させる基地は日本政府が作ってね……ってなんやねん! と思いました。
さらに許せないのは、国頭や東村の町長をカネの力で黙らせようとしていることです。長年培われた自然はカネでは戻せません。翁長知事がこの問題で一度も高江に来られてないのも気になるとこです。
「高江の問題は高江だけの問題だと多くの県民は思っている。沖縄県民の生活水を脅かすことを知らない」と玉城さんがいわれていました。

生活のなかに溶け込む運動のあり方に感動!
大宜味村のスタンディングでは、畑仕事前に参加しているお母さんや民泊の中学生を連れて来ている方、手を震わせながらプラカードを持っているおじい、クルマのなかから手を振ってくれるたくさんの人たちの姿がありました。
ここでは、生活のなかに運動が溶け込み、響きあっているのだと感動しました。
ゲート前だけが運動じゃない。自分の身近でできる運動をあらためて考えなおしてみようと思いました。

そしてまた沖縄に来ます。今度は装備を持って、玉城さんにやんばるの森のもうちょっと奥に連れていってもらいたいと思います。

(土居浩之)

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2016.10.24付№2274中商週報より

 

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民商に相談してよかった!堂々の権利主張で税務調査を乗り切れた

税務調査の通知を受け、不安と恐怖でいっぱいに
 7月25日、中京税務署から「税務調査の対象になった」という電話がありました。そもそも税務調査とは何のことかよく分からず、相手にいわれるがままに日時を決めてしまいました。
後からネットなどで「税務調査とは」と調べてみて、そこに書かれている内容を見て驚き恐怖が襲ってきました。私は白色申告で、税理士にも頼んでいませんでしたので、全く何の知識もなく、相談する相手もいませんでした。まるで素人がプロと試合をするような最悪の状況ばかり想像してしまい、さらに恐怖感が増幅するという悪循環に陥っていきました。
 加えて私は、子どもの頃のトラウマで、男性の威圧的な大声、恫喝、態度などにさらされるとパニックになり、思考停止で、さからえない心理状態になってしまうといった問題も抱えていました。

知人の話を思い出し民商に電話
 日に日に大きくなる不安感で、仕事への集中力も損なわれていき、落ち着こうと「大丈夫! 大丈夫!」と自分に言い聞かせているとき、私がよく行く飲食店のオーナーが「民商」の話をしていたのを思い出しました。
 会員ではなかったのですが、とにかく話だけでも聞いてもらおうと連絡をしてみました。電話をしたときに丁寧に対応していただき、孤独感と不安感にさいなまれていた私は、「一緒に考えましょう」という言葉に、身体の力が抜けて血がめぐっていく感じがしました。

対策会議で励まされ心強く
 そして中京民商での相談の日、事務所で調査対象年度の帳簿と申告控えを見ていただき、「きちんと記帳してあり、質問にも答えれるので、堂々と権利主張して税務署の言いなりにならないように頑張りましょう」と言っていただいたときは、大変心強く、ありがたかったです。

調査理由をいわない税務署員
 8月下旬の税務調査当日は、民商の事務局の方、役員の方々に立ち会っていただき、私が調査対象になった理由の説明と、立ち合いがいる下での調査を求めて話し合ったのですが、平行線で物別れに終わりました。
こちらの要望を上司の方に相談してもらい、再度、電話で連絡をもらうという約束で終了しました。
 しかし、税務署側は担当者を変え、4日後の月曜日の朝、連絡もなし突然にやってきて、民商の事務局・役員さんがいないところで話を着けようとしてきました。
電話で連絡をもらう約束も反故にされた上、調査理由も開示しないといった行動には驚きましたが、事前に2回目の日時を決めていたので落ち着いて対応でき、約20分の問答の末にその日程で押し切りました。

無知と孤独が最大の敵 相談相手がいる安心感は大きい

事前の打ち合わせで調査に臨む方針を確認
 9月下旬に予定している2回目の税務調査に向けて打ち合わせをしたときに、「調査のことが頭にあると仕事に支障が出てしまうので、出来れば次回のときに調査を進め終わらせる方向でいきたい」という私の考えを伝えました。
立ち合いを要求し、権利を主張しながら調査を進めていくことに決まりました。

立ち会いを認めるよう強く主張、ドア1枚越しの待機で妥協
 2回目の調査当日は、税務署員が来る前に再度の打ち合わせを行い、方向性を確認してスタートしました。
 午前10時からはじまり、約1時間かけて権利主張し、立ち合いを認めるように話し合いましたが、「同室での立ち合いは認められない」と平行線が続きました。
この日も調査終了という空気になりましたが、税務署員が帰ろうとしたとき、「お互いに早く終わらせたい点は合致しているので、まずは調査を始めましょう」とこちらから提案して、私の体調の問題を考慮し、分からない質問が出たときにはすぐに相談できるように、ドア1枚隔てた待合で民商の役員さん・事務局員さんが待機している形でスタートすることができました。

突っ込みどころはなく経費の一部修正で終了
 調査は午後4時ごろまで続きましたが、売り上げ日計表とカルテをつき合わせても抜けているところはなく、月次売上合計と申告金額との差も足し算ミス程度で、突っ込みどころはありませんでした。
 最終的に、セミナー受講費を前払いしていた分について、発生主義の原則で次年度の経費に修正するだけで終了ということになりました。

1人で抱え込まず相談して本当によかった
 今回の税務調査で、もし民商さんのことを思い出して相談していなかったら、税金の素人である私は税務署の「草刈り場」になっていたかもしれない、と思いました。
こういうときの一番の敵は、無知と孤独感だと思います。1人で抱え込まないで、相談して本当によかったです。
 相談できる相手がいるという安心感は、精神的にも実務的にもとても大きいと痛感しました。そして、民商さんの存在を教えてくれた飲食店のオーナーにも感謝しています。

2016.10.17付№2273中商週報より