月別アーカイブ: 10月 2017

商売を語る会「Wish hair & craft 安藤敏宏さん」詳報(上)

安藤さんHP用

京都で美容室を開くまで

私は岡山県美作市の出身です。母が美容室をやっていましたが、もともと自分も美容師になろうというつもりがあったわけではありません。高校生のとき、卒業後の進路についての面談があったんですが、どういう職業に就きたいのか何も思いつかなくて、「インテリアコーディネーター」といったんですね。特に理由があったわけではなくて、単に名前がカッコいいからです。でも、先生には「うちの学校にはそういうツテがないから自分で探してね」といわれて困ってしまいました。それで、2回目の面談のときに、「安藤君、お母さんが美容師なんだから何かツテがあるでしょう。そのほうが楽だよ」といわれました。その「楽だよ」という言葉が耳に残って、美容師になろうと思ったんですね。そういうわけで、母の懇意にしている東京の美容室に就職することになりました。250人ぐらいの美容師を抱える大きな美容室です。
でも美容師を目指していたわけではないので、「ロット」とかの基本的な用語も知らず、苦労しました。しかも、不器用だったので、なかなか大変でした。あるとき、70歳ぐらいの女性のお客さんに「あんた不器用で美容師に向いてない。やめたら」といわれてしまいました。そのとき私は、若さの勢いで「あなたに指名されるような美容師になったげます」といってしまったんですね。「なったげます」とは偉そうですが、そういったんです。それで、退職して、ロンドンへカットの勉強に行きました。ヴィダル・サスーンという人のサロンで修行をしました。
せっかくロンドンまで修行しに行ったのに岡山の片田舎に帰るのもなあ……と思っていたところに、もとの美容室に誘われて、また東京に戻ってきました。上品な層のお客さんの多い美容室で、大変に有意義な東京時代でした。
京都で今のお店を開くことになったきっかけですが、バイト先のサロンの先生に、「安藤君もいい年なんだから、自分で店出しなよ」といわれたことです。この言葉に背中を押されて独立を決意しました。それで「美容室をやめます」となったときに、あるお客さんから「京都までの新幹線代を稼いでいきなよ」と声をかけられました。友人に声をかけて家に集めるから、カットしてお金をもらったら、というわけです。その集められた友人のなかに、前に私に「美容師やめたら」といった人の娘さんがいたんですね。不思議な縁を感じました。

仕事のなかで考えていること

仕事のなかで大事にしていることについていくつかお話したいと思います。
1つ目は、ファッションと健康との接点を意識するということです。女性にとって髪は大事なものですが、ファッション性を重視してキレイな色に染めるとすると、場合によっては髪の毛にダメージを与えることになる。逆に、髪の毛の健康を重視するならば地味になりがちです。店としてどちらか一方に偏ってしまうと、客層も偏ってしまうことになりますから、偏りすぎないように、ファッションと健康の接点を意識しながら仕事をしています。
2つ目は、髪の毛と地肌の未来を考えるということです。お客さんの髪の毛と地肌の現状をふまえつつ、どういう手入れをしているかを聞きながら、どうすれば長くキレイな地肌と髪でいられるかをお話をするように心がけています。うすらボンヤリとでも未来に希望が見えるようなアプローチをする――これはとても大事なことだと思っています。
3つ目は、お客さんにひとつでも知識を増やしていただくということです。お客さんは、まずはカットなりパーマなり何かの技術を受け取るために来ているわけですが、それにプラスして、世間話だとかリラックスした時間とかも求めている。あわせて私が考えているのは、ひとつでも賢くなって帰ってもらおう、ということです。私は美容のプロであるわけですから、シャンプーの選び方とかトリートメントの仕方とか、自分の持っている知識を極力はき出していこうと心がけています。例えば、市販のシャンプーに比べて美容室のシャンプーは高価ですが、それは材料が違うからです。同じコラーゲンでも純度の高さと配合量が違う。だから、毛染めをした場合に、市販のシャンプーなら1週間ぐらいで色が褪せてしまうのに、美容室のシャンプーならぐんと長持ちする。そういうことも知ってもらいたいと思っています。

4つ目は、美味い・不味いは自分の舌を信じる、ということです。例えば、インターネット上に「食べログ」というものがあって、色々な飲食店についてのコメントが書き込まれているわけですが、それをそのまま鵜呑みにしてはダメなんですね。人が美味いといっているものでも自分で食べてみるとそれほどでもないかもしれない。私は、他人の受け売りではなく、自分で試した結果をお話しするように心がけています。実際に自分でやってみた結果というのは説得力があります。
5つ目は、良い思うことはお勧めするが、全ての方が自分と同じ思い・考えではないことに気をつける、ということです。いいモノを仕入れると「これだけ!」に陥りがちですが、いくら良いものであっても、興味を持ってもらえなければ受け入れてはもらえません。押し売りにならないように、あくまでも選択肢のひとつとして提示するという姿勢に徹しています。
6つ目は、上手くいかないとき、問題があったときは考える方向を変えてみる、ということです。お客さんに十分には満足してもらえなかったな、と感じることはあります。「あそこの5本を切り残してしまったのが良くなかったかな」とか考え始めると、夜も眠れなくなります。人間の髪の毛は10万本あるといわれますが、そのうちの数本を残すかどうかということを考えながら仕事をしていると、確かにしんどくなることがあります。上手くいかなかったときは、ひとつの方向で考えるのではなく、いろいろな方向から考えてみるようにしています。そして、これまでのやり方を変えてみる。フレキシブルに、ポジティブに考えるように心がけています。

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岡山・倉敷民商弾圧事件、禰屋裁判を傍聴

10月27日、広島高等裁判所岡山支部において倉敷民商弾圧事件 禰屋裁判の控訴審、第1回公判が開かれました。「倉敷民商弾圧事件・3人の無罪を勝ち取る中京の会」からの代表として中京民商の山元事務局が岡山へ向かいました。

午前10時半から開廷しました。傍聴席は定員48人の法廷で、報道員席などのため抽選で36人しか入ることができませんでした。

午前中は、法人税法違反について弁護団が陳述しました。パワーポイントが用いられて要点や結論が分かりやすくまとめられていました。一審判決は、本来採用してはいけない国税査察官の報告書を「鑑定書」として採用したうえで、I建設の脱税を認定し、禰屋さんを有罪としました。弁護団は「鑑定書」の採用は誤りであり許されない、I建設は脱税の意思はなかったし、禰屋さんは「脱税」の手助けなどしていないことを主張しました。

午後の審理は、税理士法違反について弁護団の陳述がありました。

弁護団は、そもそも禰屋さんは会員の会計資料の数字をパソコンに打ち込んだだけで、禰屋さんの行為は課税の適正を害するものではない、それを罰するのは違法であると主張しました。

最後に裁判官による合議の結果、浅田教授の書かれた「鑑定書」に対する意見書を採用するとしました。他の証人の申請や証拠は不採用でしたが、弁護団の則武弁護士は「少し光が見えた」と報告集会で発言されました。木嶋査察官の「鑑定書」が証拠でなくなれば、来年1月12日の判決で、一審に差し戻すという結果の可能性も出てくるということでした。

報告集会は、禰屋さんの引き続きの支援の訴えと「ガンバロウ」三唱で解散となりました。

いま 守りたい いのち・暮らし・商売を!

全商連婦人部A4チラシ170621

所得税法56条の廃止、消費増税中止などを掲げ、2017年10月26日(木)、第15回全国業者婦人決起集会が東京日比谷野外音楽堂で開催されまいた。
全国から約1,700人の業者婦人が集まりました。京都は45人で、中京民商からは4人が参加しました。
午前中は、それぞれ分担して行動を行ないました。(参議院議員要請・議員懇談会・省庁交渉・国税庁包囲行動・新橋などでの街頭宣伝)
午後からは、決起集会。オープニングはジャズシンガーの大倉ミカさん、ギターリストの三井和美さんの演奏が行われ、会場をあたためました。開会宣言、来賓あいさつなどが続き、全国のたたかいの交流では、先の総選挙で、野党共闘で、前進させた新潟県や原発なりわい訴訟でのたたかいの福島県、新基地建設問題でオール沖縄で奮闘する沖縄県では、先島諸島の石垣島、これから民商を作っていこうとしている宮古島からの参加者も発言されました。また、倉敷民商弾圧事件で裁判闘争している禰屋さんからも全国からの支援の呼びかけもされました。
集会後は、銀座の街を元気にデモ行進して散会となりました。

11月3日は円山公園に行こう!

11月3日は文化の日ですね。円山公園内にある円山野外音楽堂では「11.3憲法集会in京都」が行われます。

なぜ、文化の日なのに憲法集会なのでしょうか?

1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められたのです。

「法案を審議した参議院文化委員会の委員長を務めた山本勇造議員(作家の山本有三)は、『この日は、憲法において、如何なる國もまだやつたことのない戰爭放棄ということを宣言した重大な日でありまして、日本としては、この日は忘れ難い日なので、是非ともこの日は残したい。そうして戰爭放棄をしたということは、全く軍國主義でなくなり、又本当に平和を愛する建前から、あの宣言をしておるのでありますから、この日をそういう意味で、「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」、そういう「文化の日」ということに我々は決めたわけなのです。』と説明している」参議院 (1948年6月18日). “第2回国会参議院文化委員会第7号”. 国会議事録 を引用しているウィキペディアより

ということだそうです。施行日を決めるのにいろいろあったようですが、文化の日にも平和を愛する思いが込められていたようですね。

11月3日はぜひ憲法集会に参加して、平和を求める声をあげましょう!

 

11.3

「消費税はどういう税金か」パンフを発行

 中京民商も加わる「ストップ!消費税増税・中京の会」は、このほど、パンフ「消費税増税はどういう税金か」を発行しました。
 「社会保障が本当に充実されるなら消費税増税もよいのではないか?」「国の財政状況が大変なので、消費税増税も仕方ないのではないか?」という気分があるなかで、消費税は社会保障財源に最もふさわしくない税金であること、消費税を増税しても財政の再建にはつながらないことを、消費税そのものの仕組みから詳しくあきらかにしています。1部100円です。
 ぜひ1人でも多くの人に読んでもらい、消費税増税を絶対に許さない世論づくりにつなげていきたいと考えています。
 お問い合わせ、注文は、「ストップ!消費税増税・中京の会」事務局までお願いします。
 
ストップ!消費税増税・中京の会:
〒604-0866 京都市中京区両替町通竹屋町上る西方寺158   
中京民主商工会内  ℡:075-231-0101 FAX:075-251-0566
 
 また「ストップ!消費税増税・中京の会」では、消費税10%をキッパリと中止させるため、「1万人アピール運動」に取り組んでいます。賛同していただいた方のお名前を、ビラやポスターにして随時紹介していくことで、消費税増税反対の声が多数であることを目に見える形でハッキリ示していきたいと考えています。賛同金は個人が1口100円、団体が1口500円です。こちらもよろしくお願いします。税金パンフ

経営交流会のお知らせ

経営交流会

11月12日(日)に、京都府商工団体連合会主催「経営交流会」が行われます。1階では中京民商の婦人部、地下1階では青年部も参加します。おいしい食べ物や異業種の方達との交流で何か良いアイデアが浮かぶかもしれません!ぜひご参加ください。

ステキな商品が当たる抽選券付の参加チケットを1枚200円で販売しております。

お問合せは中京民商まで ℡:231-0101

中商サロンのお知らせ

10月27日は中商サロンです!おいしいコーヒーを飲みながら楽しくお話ししましょう~

「もっと難しい話をする会かと思っていたので、来てみてびっくり!おいしいお菓子やコーヒーも飲めて楽しかった」参加した会員さんからそんな声があがっています。

ちょっとした息抜きに、中京民商にお立ち寄りください。

日時:10月27日(金)午後3時~

場所:中京民商事務所(両替町通竹屋町上ル) 電話 231-0101

中商サロン0929