月別アーカイブ: 6月 2017

憲法にもとづく申告納税権を守ろう!

「倉敷民商弾圧事件・3人の無罪を勝ち取る中京の会」結成記念学習会

3人の事務局員の無罪を勝ち取る闘いは、単に民商運動を守るためのものでなく、申告納税権を日本社会に根付かせるための闘いです。

事件の本質について学び、この中京区から支援の取り組みを広げていきましょう。

日時:7月14日(金)午後7時〜

会場:ハートピア京都4階 第5会議室(烏丸通丸太町下る東側)

倉敷民商事件・中京の会 結成記念学習会ビラ

倉敷民商事件・中京の会 結成記念学習会ビラ裏.jpg

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中京民商青年部ミーティング(猿酒の会)

6月28日(水)午後8時から、中京民商青年部・馬場部長の馬場商店にて青年部のミーティングが行われました。

商品を並べるガラスケースに板を敷き、テーブルの様に仕立てた立ち飲み屋スタイルの馬場商店では、部員たちが持ち込んだお酒やジュース、馬場部長が焼いてくれた鰻の蒲焼きやお惣菜などでテーブルはすぐにいっぱいに。

遅れて参加してくる部員や途中で抜ける部員もいる中、馬場部長の手が空いたところで久々の部会が始まりました。この間のとりくみや京青協の新入部員歓迎ボーリング大会の呼びかけ、今後やりたいことの具体的な計画などで大いに盛り上がりました。

ぐるぐる循環ネットワーク第3回事務局会議

6月22日(木)19時から、中京民商事務所にて「ぐるぐる循環ネットワーク」第3回事務局会議が行われました。6人の参加でした。

議題は、第2回会議(4/6)以降の活動の報告と、今後の活動についてです。特に近い予定では、7月28日(金)の学習講演会「最賃を上げて、地域を元気に!」を盛り上げるための参加確認に力を入れることを確認しました。

第1回事務局会議(2/28)の際に提案されていた「全国中小商工業研究集会」(9/2~9/3愛知県)への参加については、参加したことのある中京民商の馬場副会長や原田完府会議員が、分科会での面白かったエピソードや感想を話されました。

また、先進都市への視察も9月頃にと提案されており、滋賀県の行政が市民の生活再建に力を入れているニュースをよく見たり聞いたりするというのが話題になりました。この取り組みは、市会議員の方にも協力してもらい具体的に計画してお知らせします。

会議参加者から、「ぐるぐる循環ネットワークに参加してから、地域のお店や民商の会員さんのお店をできるだけ使いたいと思い、事務所の備品などを買い替える際は利用している」という話など、身近なぐるぐる循環で大いに盛り上がりました。

事務局会議を中京民商の事務所だけでやるのではなく、中京区内の喫茶店に出向いて楽しく地域循環型経済の話ができたらという提案もあり、次回は近所のカフェで「ぐるぐるカフェ」として会議をすることになりました。

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基地の無い沖縄・日本・東アジアを 円山音楽堂で開催

  少し暑い6月24日(土)の午後2時より、京都市東山区の円山音楽堂にて、「基地の無い平和な沖縄・日本・東アジアを」をスローガンにした集会が開催されました。
 この集会は沖縄戦から72年目を迎え辺野古に基地を作らせないと京都沖縄連帯集会実行委員会が立ち上げたプロジェクトです。
 舞台では実行委員会共同代表である大湾宗則さんの主催者あいさつから始まり、衆議院議員の仲里利信さんの講演へと続きました。仲里さんは戦前の沖縄や安倍政権が強行採決した共謀罪について触れました。熱のこもった講演に、参加者かが「そうだ」とうなずく姿も見られました。
 舞台演奏として、大城敏信さんと「がじまる会」によるエイサー踊りやカシャーシなどが披露されました。カシャーシは沖縄方言で「混ぜる」という意味だそうです。参加者は三線の音に合わせて踊るなどして、沖縄にいるようにさせてくれる気分の演奏でした。
 集会終了後のパレードでは、円山音楽堂の階段下から京都市役所まで「米軍は射撃訓練やめろ」「オスプレイ飛ばすな」「共謀罪は要らない」「辺野古基地建設反対」と道行く人々に熱く訴えながら練り歩きました。
 私はこの集会に参加して、辺野古基地建設や危険なオスプレイ飛行、そして共謀罪など、沖縄・国民の声に一切耳を傾けないまま、アメリカと一緒に戦争する国へと変えてしまおうとする安倍政権のやり方は本当にひどいものだと改めて感じました。共謀罪廃止、京都にも沖縄にも基地は要らないの声を上げ、こんな安倍政権は即刻退陣させて、平和な沖縄・日本・東アジアにしていきましょう! 私も共謀罪廃止・安倍政権打倒へと頑張る決意です!
(中京民主商工会事務局アルバイト 松本大輔)
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 中京民商第64期定期総会を開催

   中京民商は、6月25日(日)、ラボール京都において、第64期定期総会を開催し、昨年1年間の活動のまとめを行うとともに、今後1年間の活動の方針と、その実践に当たる新しい役員体制について確認しました。
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 確認された活動方針では、「中京民商を大きくし、つながりを広げて商売繁盛! 業者いじめの悪政に仲間を増やして反撃しよう!」というスローガンのもと、「年間1,000件の業者訪問で、3桁の会員拡大を!」という目標を掲げています。
 活動方針の説明を行った土居浩之事務局長は、「①「商売を語る会」を軸に置いた経営対策、②地域循環型経済社会の実現へ「中商まつり」の充実発展、③税制と税務行政の民主化へ「重税反対実行委員会」の年間を通じたとりくみ、④中京民商の魅力アピールで仲間増やしにつなげる「学習相談会」――の「4つの柱」の継続・発展で、何としても目標を達成しよう」と呼びかけました。
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 再任された松家幸治会長は、「この春の運動では、50人の会員拡大という大きな目標を立てて取り組んだ。残念ながら目標達成には至らなかったが、300件の業者を訪問して対話するなど、近年にない大きな運動になった。中京民商の対象業者数はおよそ7000。今回の総会方針案では、1000件の訪問対話で3桁の会員拡大に挑戦しよう、と呼びかけている。とにかく大きな目標を掲げて、大きな運動をつくっていこう」と訴えました。
 この総会では、来賓として、京建労中京支部の澤田秀幸書記長、京都第一法律事務所の大河原壽貴弁護士、京都法律事務所の津島理恵弁護士、原田完京都府議会議員があいさつし、京商連の久保田憲一会長が共謀罪・倉敷民商弾圧事件について報告しました。また、自由党の豊田潤多郎元衆議院議員などからメッセージが寄せられました。
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 総会終了後、重税反対中京区集会実行委員会の主催で、「止めよう! 増税と戦争 中京デモ」が行われました。中京民商のほか、中京革新懇、中京地区労からも参加がありました。参加者は、あいにくの雨となりましたが、「共謀罪は廃止しろ」「民主主義を守れ」「消費税増税は中止しろ」などと元気に訴えながら、ラボール京都前から四条大宮まで歩きました。
 デモ終了後、四条大宮のアークホテルで懇親会が行われました。中京民商クイズなどで大いに盛り上がりました。ゆるキャラ会員投票については、以下のとおり発表が行われました。

ゆるキャラ会員投票の結果について

 「なかみん」得票率34.4%、「なかしょうくん」得票率20.5%、「なかちゃん、しょうくん」得票率7.6%、「にゃかしょうくん」得票率36.6%。「なかみん」と「にゃかしょうくん」の大接戦となりましたが、僅差で「にゃかしょうくん」の当選となりました。「なかみん」は、ゆるキャラらしく整った容貌で「かわいい」と人気は高かったのですが、「民商のキャラとしてはかわいすぎるのでは?」「ありふれていて中京民商でなくてもいい感じ」という声もありました。一方、「にゃかしょうくん」については、「もう少しふっくらしたほうがかわいいかも」という意見も聞かれましたが、「やっぱり『招き猫』というのが民商らしくていい」「右手に持つものがその都度変わるというので、色々と活躍してくれそう」ということで支持を集めたようです。
にゃかしょう君

商売を語る会「里の整体ものがたり」(下)

常識を疑う――非常識って何?

ダメ経営から本格的に脱却する転機になったのは、常識を疑おうという姿勢をもったことです。それまでは、業界の慣習に縛られていて、自分のやりたいことが業界の常識とぶつかると、あきらめていました。では、自分のやりたいこととは何だったかというと、美容です。10年ほど前の整体業界における常識というのは、「整体=治療」というものでした。でも、こうした常識にとらわれずに、自分のやりたい美容をやろう、と決意して、これまでつきあいのあった業界団体とは縁を切りました。かなりカゲ口を叩かれました。「アイツは美容に逃げた」「美容なんて邪道だ」……というふうに。

でも、「整体=治療」で美容は邪道という業界の常識は、それから程なくして崩れていくことになりました。業界では黒船の来襲と呼ばれているんですが、駅前とかに60分2980円とかのリラクゼーションのお店が展開するようになったんですね。これは誰がやっているかといえば、おカネのある人、要は大資本が、「もうかるやん!」といってやっているわけですね。こういうことで、業界の常識は崩れて、価格破壊の波に飲み込まれていきました。私のところは、たまたま黒船来襲の前に美容に切り替えていて、付加価値をつけて売る、ということをやってきていましたから、他の多くの整体のお店が価格競争に巻き込まれて大変なことになっているときに、何とか巻き込まれずにやっていくことができました。1万円だったのを8000円に下げたりはしましたが、何とか切り抜けました。「里の整体」のブランドを確立できていたからだと思います。

タブーを冒す――「それはないわ~」をする

「里の整体」ブランドの確立のためには、タブーを冒すこと、「それはないわ~」というようなことをあえてやることが必要でした。それは具体的には、先ほどもいったとおり、整体を美容に応用する、ということです。整体で美容、例えば小顔になるとか、今でこそ常識のようになっていますが、私が始めた頃は、業界的には「それはないわ~」だったのです。それでも、私はもともと美容に関心がありましたから、非常識だといわれながらも、美容に転換しました。それまで、整体といえば治療で、整体のお店は病院的なイメージでしたが、これをガラッと転換させました。サービス業だと割り切ったわけです。治療家としては、患者さんに対して「お大事に」というわけですが、そこをあえて「ありがとうございました」というようにしました。こうしたことが、新たな客層の開拓につながりました。女子高生やOL、出産を控えたお母さん方……こういう新しい層を取り込んだことが、V字回復の要因になったと思います。

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商売を語る会「里の整体ものがたり」(上)

経営を知らない無謀な開業期

商売を始めたきっかけからお話したいと思います。

私はもともとサラリーマンだったのですが、組織のなかで働くことが合わず、何か技術をつけて1人でできることを……と思って、整体を起業しました。開業したのは大阪です。でも、自営業や経営をまともに知りませんでしたから、今から考えれば無謀な開業だったと思います。経営のこととかまともに勉強しないままオリジナルのやり方でやっていたわけですが、客は来ないし、たまたま来た客もリピートさせられないというありさまで、今から振り返ってみて、この時期のことを「失われた10年」と呼んでいます。

その頃は、技術さえあれば客は来るものだと思っていました。当時はそれほどの技術もなかったんですが、過信していたわけです。色々な人に聞いてみると、技術だけでメシが食えるのは300人に1人だそうですね。自分はその300人に1人なんだと勘違いしていたともいえます。客が来なくて苦しくなってくると、“逆転ホームラン”を狙おう、ということになってきます。要するに、サプリだとか健康器具だとか、高額な商品を扱うということですね。そんなことをしていると、信用をなくして、これまで来てくれていた数少ないお客も来なくなってしまいます。どうしようもなくなって、閉店しました。

その後、整体の学校で講師のアルバイトをしながらお金を貯めて、もう1度、店を出しました。二足のわらじですね。整体の学校の講師としては、ビジネスというのはこれくらい腹黒くなければならないんだな……ということを学びました。例えば、先輩講師は「生徒に全て分かりやすく教えるな」というんですね。「分からなければ次のコースに来るだろう」というわけです。とても勉強になりました。学校での講師の仕事はだんだんと忙しくなってきて、最終的には校長にまでなったんですが、昼間は店をやりながらの夜の仕事でしたから、休みなく働き続けている状況が続いて、このままでは身体を壊してしまう……と思いまして、店も整体の学校の講師もスパッとやめて、京都に出てきました。

ダメ経営から脱却するためにやったこと

現状を知る

京都で店を開いてからも、生かさず殺さずの低空飛行が続いていたんですが、このままではダメだ、何としなければ……と思って、まず取り組んだのは、現状を知ることでした。具体的にはちゃんと記帳をするようにしたということです。それまでは、どんぶり勘定で、手元にお金があると気分が大きくなってどんどん使ってしまって、月末になって「支払いどうしよう?」というような、馬鹿なことをやっていました。こんなことではダメだと思って、きちんと記帳するようにしたんですが、そうすると、自分の経営の状況が良く見えるようになるんですね。その効果は大きかったです。昨年の税務調査のときも、きちんと記帳できていたことで命拾いしました。

(下)につづく